GOODTIME on Mars

Mon.05.25.2026

 

 

こんにちは、中台です。

今日はGOODTIMEの紹介。

 

 

 

 

GOODTIMEというのは、MANHOLEに2年間在籍して独立したヤマザキくんの店名でもあるし、モノづくりを始めたレーベルでもあり、彼自身を表現するためのものなのかもしれない。
なんにしても彼らしいストレートなワードチョイス。

もう6〜7年くらい前にヤマザキくんと一緒に観た映画のタイトルでもある。

 

 

 

 

あの頃僕らは紆余曲折を経て、三軒茶屋の駅前に建つ、ボロ古民家のシェアハウスに住んでいた。

気の合わない家主や同居人たちとはほとんど会話の無いまま、気付けば僕ら2人を残して全員が退去していった。家主からは「今年いっぱいで引き払おうと思ってるので、3ヶ月以内に出て下さい。」と、言われたので、「3ヶ月間はこの家を破茶滅茶に楽しもう。」と決めた。

 

毎日そこで何をしていたかほとんど記憶が無いけど、印象に残っているのはプロジェクターを使って映画を観たこと。
割と良いスピーカーを繋いでいたので、体感ではBAUSの爆音上映並の大爆音で部屋が震えていた。

映画の音楽を担当していたのはOneohtrix Point Never。
ストーリーなんかちっとも覚えていないけど、舞台であるニューヨーク街並み、迫力のある音、時折画面に映る鮮やかな赤が強烈な印象を残した。

その時ヤマザキくんがどう感じたかは分からないけど、同じ感覚を共有していたような気がする。
爆音上映の翌日、隣の一軒家の住人から騒音のクレームが入った。(ちゃんと反省して残りの期間は大人しく過ごした)

程なくして僕らの共同生活は幕を閉じることになるんだけど、一緒にあの日観た映画の舞台でもあるニューヨークへ買付に行ったり、今思えばなかなか出来ないような経験を2人で叶えることが出来た。

 

そんなヤマザキくんのGOODTIMEから新作を仕入れることになり、また一緒に別々の立場から協業出来ることが素直に嬉しい。

 

 

 

 

90年代を彷彿とさせるファットなバギーシルエットのスウェットショーツ。
カーゴポケット付きで、いかにもブラックピープルな、Pro Club的デザイン。
とは言え、ただ90年代のブラックカルチャーを表現しただけではないのがこのパンツの良さ。

 

 

 

 

まずは生地。タフで厚みのあるスウェットを想像してしまいそうだけど、寧ろ柔らかくて、穿いているとドレープを感じる軽快なコットンの心地良い着用感。

 

 

 

そして、極端なワイドレッグによってスカートを穿いているかと錯覚するような瞬間がある。
よく見ればデカ過ぎるポケットもデザインとして機能している。

 

 

“GOODTIME”
STAY FAT – Sweat Cargo Shorts-
ONESIZE / GRAY, BLACK
¥33,000-(Tax included)

 

 

リアルとノスタルジックをロマンチックに表現したGOODTIME(ヤマザキくん)らしいバランス。僕には最高にフィットしています。