LAより愛を込めて
Mon.06.01.2026
こんにちは、中台です。
Eli Russell Linnetzが立ち上げたロサンゼルス、ベニスビーチ発のレーベルERLのファーストドロップが到着。
デザイナーは元々、カニエのMVを監督したり、レディー・ガガやジャスティン・ビーバーを撮影するなど、映像・写真をメインに活動していたようです。
デザイナー本人のディレクション・撮影したルックも超かっこいい。
ロサンゼルスのゆったりとした空気を含んだ様なムード、ユニークな発想、自由なバランスが楽しいコレクション。

ERL 26ss “Poison Ivy”
ここ7年くらいは古着の買付けもほとんどニューヨークに行くようになったけど、僕が海外に初めて行ったのはアメリカ、ロサンゼルスだった。古着の買付けのため。
海外旅行にすら行ったことがなかったので、「アメリカって本当にあるのかよ。」と思うくらいに現実感が無く、浮き足だった状態でアメリカの地にふんわり降り立った。
LAX空港から一歩外に出ると、映画で観たイメージ通りのアメリカ。
においもアメリカ。
真っ青な空を眺めて、アルバート・ハモンドの「カリフォルニアの青い空」が脳内に流れた。
とろけるような生ぬるい風が心地良く、普段日本では絶対に飲まない、ミルクシェイクなんかが特別美味しく感じる。
ベニスビーチのこともよく覚えている。
ビーチや公園には人が沢山いるのに何故だか窮屈に感じない、リラックスしたムードが漂う。周りの目を気にすることもなく、各々が自由に、素直に行動しているのが印象的だった。
どこへ行っても緊張感のあるニューヨークとは全く異なる、時間の流れ方を体感した。




– BOUCLE SUIT TROUSERS –
ツータックのワイドレッグ。
スーツトラウザーと言いつつ、ルーズなシルエットがなんともLA的。
一見するとウールツイードの様な素材感だけど、コットン/ポリのブークレでドライなタッチ。80年代の古着にありそうでナイ雰囲気。
どこか甘さのあるロマンチックなパンツ。
裏地もちゃんと付いていて、今すぐ穿けます。意外とあったかい。


合わせたスウェットフーディーもERL。
色褪せた様な、西海岸のグレー。
ショート&ワイドなシグネチャーデザイン。
これはまた今度紹介します。





黒でシメてみたりしても、少し抜けちゃうバランス。



ドレスシャツやコートに合わせるのも楽しい。

急がない人々、色褪せたスウェット、くだらない会話。
僕がLAで体感した”あの感じ”が洋服から伝わるような。
意味や理由よりも、感覚で理解できるコレクション。
次の買付けは久しぶりにLAに行こうかなあ…。

“ERL”
– BOUCLE SUIT TROUSERS –
¥127,600- (Tax included)
