《コロー》
Sat.06.13.2026
へっへっへ・・・
ぐにゅり。
言わずと知れたParabootから入ってきたこちらはCORAUX。読み方はコローで、Parabootの中では定番とされるモカシンコインローファー。主に入植者の人たちが履いていた「モカシン」から薫陶を授かったCORAUXは、一枚革での成立こそしないものの、甲革〜アウトソールを一挙に縫い付けるブレイク製法によって優れた足馴染みや返りの良い履き心地に加え、純粋に物としての軽さを携えたモデル。何かと「頑強で、堅牢である方がよい」という前提のもとで選ばれた些かヘビーな革靴やブーツに業を煮やした両足を宥(なだ)めるかのように、明日も明後日も出先にしか用事を持たないわれわれが玄関にて取るべきなのは、必ずしもスニーカーやサンダルと極端な選択肢でなくてよいと、最初から決m…な〜んておかたくて耳障りの悪いプロローグとは似ても似つかないヤン・ワラカさを持つデッキシューズ:CORAUX。
さて、《握りつぶされたコロー》。ティツィアーノ作品みたいですね(笑)。
さて(怒)。
何ゆえコローは握りつぶされたのでしょうか。
ぐにゅり 今度はひとりでに
ぐにゅりワンペア ひとりでに
ライニングの無いディアスキン。鹿さんです。そんでもってライニングの不在がコローの柔らかさの説明として十全ではないとなると(そうなんだ)、鹿さんにフォーカスがよるのは至極自然なことに思われます。”自然美礼賛一辺倒”。
ディアスキンってほんと、只者じゃありません。
管見の限りでは繊維の構造が牛革その他と違ってセミラティス、網目状になっていることもディアスキンのしっとりしたタッチの大きな要因であると窺えます。製法上、耐水性の面で過剰な期待を寄せられないのが事実ですが、革それだけで言えば並々ならぬ耐久・耐水性能を持つと言われています。ちょっとだけ調べました。
アメリカンなモカシンベースとは逆に、どこか西洋らしいオーソドックスな[MIEL/CERF WHISKEY]カラーは初期値として。
つまり、奢侈であることへの禁欲主義的反動からある種の極限として設定された「黒」や「白」という色が、現在進行形で得続ける”ある種”の信用に対してわれわれが(というと言い過ぎか)どこかで感じていた違和感を拭い去る契機として、[MIEL/CERF WHISKEY]的な自然さをこと新たに迎えたいと思うのです。

今何故Parabootか、今何故コローか。
MarsにCORAUXが必要な、今日このコロー。ゆえにこそー。
多少大きく履いてもOK。
いずれにせよ、あなたの”自然”で。
“Paraboot” -CORAUX-
COLOR : MIEL/CERF WHISKEY
SIZE : 6, 6.5, 7.5, 8, 8.5, 9
¥57,200-(tax included)
