Dear all.
Sat.06.06.2026
「〃」でっせ!
あ、N.D.S.Tです。え?
もうお開きになったのではないか?
本当に、お開きです。ただし今回で。
BAKER BOY !
“NICHOLAS DALEY” -BAKER BOY-
SIZE : OS
¥52,800-
どうか気を確かに。
実際はこんな風に、ピューッと吹いた風で頭から外れることは有り得ません。
NICHOLAS DALEYより、BAKER BOY
NDスプリングタータン(=NDST)。
リネン100%のオリジナルタータンチェック。
キャスケット/BAKER BOYハットのクラウンをアフロ、ドレッド用にボリュームアップした点が特徴であるように、ラップキルトのスコットランドというルーツからの遷移が伺えます。つまり、NICHOLAS DALEY。
生地も、「スプリング」と銘打っているものの、蒸し蒸した季節を今後迎える我々日本人にとってはこれからの帽子と言える。
このものづくりはたんに自由というよりも、「アイデリック」とするべきでしょう。
スプリングタータンを纏う民族を仮構するなら、「〃」で開放的な方々が直ぐ目に浮かぶものです。
可愛い子には、何とやら
帽子にして大きく、物にして小さなBAKER BOYがたちまちMarsから飛び出して、階段を降りていきました。
何かについて語るとき、そのものは一旦、「物」の枠を出る…?
やめましょう。
大きなクラウンは「アフロ、ドレッド用」としましたが、それもそういう髪型が射程範囲に収められている、そのことに尽きます。
古のアフロヘア時代(今はサラサラストレートですが、かつては私、アフロでした)に出会ってなくて別によかった、というと嘘になりますが、まずは現在の髪型のまま、かぶってみてください。スペースが大きく残された分、大きなクラウンを前に倒したり横に倒したりなんかしちゃってください!
そこには少年少女に大人のキャスケットを被せたかのような背伸びしたあどけなさ、というと何だか気恥ずかしいですが、そんなキュートな一面だって憶えられちゃいます。

食べ「物」にしても、大きい。
肉詰められてなしピーマンなので、食べづらさはないと思います。
(肉詰められてなしピーマンではない)(BAKERなので、どちらかといえばパンだろう、ということでもありません。)
とは言っても、ベイカーボーイハット転じてキャスケットはむしろ実用主義的に被られてきた帽子だと思います。
制服の枠をでないものから日常的に被ることができるもの、楽に被られることを想定して作られたものと、見かけることは何かと多いタイプのキャップですがこのBAKAER BOYの大きさは過剰さでも何でもなく、そのプラグマティックな側面を真摯に引き受けている、ということだと、アフロだった立場から思います。
結ぼうが解こうが真夏の温度をその内に滞留させながら、生え際から流した涙を今だって取り返したいと考えています。
そんな時、ガサっと集めてスポッと被れば熱を反射し、且つ通気だってしてくれるこの帽子が実用主義的でなく何と言えるのか、今のところは判然としていません。
そのような意味で労働者を救ってきた過去もあるベイカーボーイハットに対してNICHOLAS DALEYの生地へのこだわりもさることながら、設計や柄合わせといった仕事もいいな、と思えるところです。
このような被り方も、秘めたる気品があって良し!
お散歩からBAKER BOYが帰ってきました。あっという間でしたね。
NDスプリングタータンシリーズもこれでお終い。
これは私の臆見にすぎませんが、BAKER BOYの、ND SPRING TARTANの、NICHOLAS DALEYの「射程」には春夏秋冬やアフロ、ドレッドヘア以外にもっと多くのものが含まれていると思います。
もっと多くのものが、「ガサっと集めてスポッと」含まれていると思います。
それは抱握でしょうか?包容でしょうか?私も入っているのでしょうか?
いずれにしても大正解。ことなかれ主義ではありません。
さしあたり、実用主義とそれ以上。
BAKER BOY by NICHOLAS DALEY、開かれています!
