Interview with KASE, Mars 1 (2025)

Sat.05.30.2026

 

 

 

 

 

 

 

●とある街にて

 

街角インタビュアー「あの!すみません」

???「はい?」

 

 

 

街イン「とつぜんスイマセン、I LIKE YOUR STYLE なんですが、今何着ているかお聞きしても良いですか?」

 

???「ふむ、謝るなら最初からやらない方が良いのでは?何着てるか?見たままですよ。」

 

街イン「あ……」

 

???「冗談ですよ、答えします。このTシャツ、かわいいですよね、私もそう思います。だから買ったのです。」

 

街イン「は、はぁ……ちなみに、どこのブランドですか?」

 

???「ちなみにお名前は?知らない方に色々答えるのもちょっとアレなので」

 

街イン「すみません、申し遅れました、街山イン郎と申します!」

 

???「初めまして、私は加瀬と申します」

 

街イン「よろしくお願いします!それではさっそく……」

 

 

 

 

加 瀬「Tシャツジャージバレエシューズ。はいおしまい。・・・なーんてね、このおっきなバッグの中身をお見せしますよ、ワッツインマイバッグ、なんつって!」

 

街イン「えっ、あ、」

 

 

 

 

 

加 瀬「あ、コレ?コレはBLESSのバッグですよ。おっきくてかわいいでしょう?船みたい。なんでも入りますよ」

 

 

 

 

 

加 瀬「まずその中から……サッカーボールぅ?私は学生時代サッカー部だったんですよ、はい。え、ポジション?」

 

街イン「あ、いや、聞いてないっす」

 

 

 

 

 

加 瀬「あ、そうですかそうですか、ほらほら、ミスディレクションです。実はコレも、バッグなのです。」

 

 

 

 

街イン「赤いパンチングレザーのサッカーボール型バッグ……かわいいですね!」

 

加 瀬「話がはやい。助かります」

 

街イン「ちなみにブランd…」

 

加 瀬「BLESSです。」

 

 

 

 

加 瀬「なにが出るかな♪なにが出るかな♪」

 

 

 

 

街イン「……なんですか?それ……」

 

加 瀬「はい、次〜」

 

 

 

 

街イン「あれまたバッg…」

 

 

 

 

加 瀬「はい〜、雰囲気あふれるAPEのトートバッグです!」

 

街イン「(このテンポだな、ついていってやる)おっ、結局そのサイズがちょうどE…」

 

 

 

 

加 瀬「ウンウンウン、雑誌がすっぽり入るくらいのね。そうそう」

 

街イン「あっ」

 

 

 

 

街イン「ヒューマノイド・インターフェイス。2000年発行?!25年後の未来から、過去の未来的話題を掘るというのはすごく興味深いですね……最新技術にばかり気を取られて、盲点でした」

 

加 瀬「ああ、そうですか」

 

 

♪ピーンポーン⤴️パーンポーン♪

 

とある町のアナウンスが流れてくる。

 

「 こちらはー TOMIGAYA放送ですー MARSにはー 写真集やー オールド雑誌などー 意外な商品も多数取り揃えておりますー めちゃくちゃ見つかりづらい奥の棚に陳列されておりますのでー ご興味のある方はー もし見つけられなければー お気軽にー お声かけくださいー 」

 

♪ピーンポーン⤵️パーンポーン♪

 

 

 

街イン「なんだか変なアナウンスですね……?」

 

加 瀬「ああ、あれウチのことです。」

 

街イン「えっ??」

 

 

 

 

 

加 瀬「突拍子もない雑誌とかもありますがー 今は結構ダダとかシュルレアリスム関連の本が多かったりしますー 」

 

街イン「シュルレアリスムって、あれですよね、あの現実的なものの上に…」

 

 

 

 

加 瀬「それじゃ、そろそろこの辺で」

 

街イン「えっ!いきなりですか、あんまりですよ!そんなにおっきなバッグなのに!」

 

加 瀬「チッ、うっせーな〜、じゃあも……」

 

街イン「國母か!」

 

加 瀬「(コイツ、なかなか…) まだなんか入れてたっけなぁ」

 

 

 

 

 

 

街イン「なーんだ、加瀬さん、まだあるじゃないですか〜」

 

 

 

 

 

加 瀬「こちら、SALOMONのウエストバッグです。」

 

街イン「またb……」

 

 

 

 

街イン「こんな風に掛けてもいいし、」

 

 

 

 

加 瀬「ウエストに巻くももちろん良し、と。」

 

街イン「なんだか僕たち、コンビ感出てきましたね?!そう思いません?」

 

 

 

 

加 瀬「あ‼️」

 

街イン「え❓」

 

 

 

 

ガサゴソ……

 

 

 

 

街イン「えっ……なにそのかわE……」

 

 

 

 

加 瀬「テッテレ〜!最高にかわEショルダーポーチでした〜」

 

街イン「生地もふんわりしててかわいい!でもかなりちっちゃいですね?あでもそこがかわE…」

 

 

 

 

加 瀬「え?ふつうにグラサンとかスマホとか入れてますけど」

 

街イン「いやだから、ちっちゃくてかわいいですねって言いたかったんですよっ」

 

加 瀬「あぁ……」

 

ふたりの間にビミョーな空気が流れる。

 

加 瀬「…………じゃあ、ほんとにそろそろ、行きますね」

 

街イン「そうですよね、ホント、いきなりありがとうございました!」

 

 

 

 

加 瀬「いえいえこちらこそ、楽しい時間でした。ありがとうございます、では」

 

街イン「あ、これなんかSNSとかに……」

 

加 瀬「あはい、問題ないです」

 

 

去る加瀬を見送るイン郎。

 

 

 

 

 

街イン「…………あ!!加瀬さん!!忘れてる忘れてます!」

 

加 瀬「…え?あ……ああ、ああ!」

 

 

 

加 瀬「いっけねいっけね!オレってばよくコンビニとかでもお釣りもらって肝心のモノ忘れて帰っちゃうみたいなタイプ!!ギャハ!ギャハ!…………ギャハ……ありがとう、ございます」

街イン「いえいえ……あの、なんか、飲みにでも行きます?もしよかったら……」

加 瀬「あいや、予定あるので。」

街イン「そうですよねすみまs…」

 

 

 

加 瀬「ウッソ〜、ヒマヒマ!超ヒマ。行きましょ!」

街イン「……あっ、ぼく、用事思い出した。すみません、また今度!じゃ!」