Steve’s pace
Thu.04.30.2026
一連の雰囲気を汲み取るなら、事態は旧態依然として次のようなこととなるだろう。
つまり、___2月頭の26SSファーストドロップ以降___Mars全体の進行は凄まじいほどに、Vuja Déのペースの中にある。
“Vuja Dé” –STEVE WIDE-LEG DENIM JEANS–
これより”スティーブ”という愛称とともに親しまれるべきVuja Déのこの一本のデニムはその名の通り「ワイドレッグデニム」でありながら、Vuja Déのシグネチャーピースとしての座位を授かるほどの射程を潜めたジーンズ。
〈ブランドのイメージや癖のようなものの凝集〉や、〈ブランドの象徴〉を意味する「シグネチャー」っていつどのようにして決まるのでしょうか。
「これが’それ’ですよ〜」と作り手による宣言があれば事欠かないのでしょうが、他方、そのような評価が増え、やがてボトムアップで「シグネチャーである」と取り沙汰される場合もあるでしょう。
僕に至っては今回がVuja Déとの初対面。
されども、共にした時間は未だ短いながら、スティーブなきVuja Dé、スティーブなきMarsが今の僕には想像ができません。
その程度に、自分を含む誰かしらが常にスティーブを履きながら店内をうろうろしているのがこの頃のMarsです。
これはVuja Déというより、Steveの「ペース」ではあるまいか。
朝でもそれ以外のタイミングでも良いのですが、「服着るで〜」となった時、
もしも手の届く範囲にスティーブがあれば第一に、そして躊躇なくそれを履き、その後のことは”その後”で考えたくなります。
ところで上の写真一枚から、〈想像していた「ワイドレッグ」との齟齬〉が生じても動揺することは避けてほしいと思います。
「ウルトラワイドバギー」とか、他のワイドレッグ(例えばこれ)、明らかに「ワイド」なのに明言されてないパンツを差し置いた「ワイドレッグ」としてのスティーブは「何とか要件を満たしました」みたいなワイドレッグデニムに映るかもしれません。
間断なく繰り返される円環の中のさらに中で、「今、自分がどこにいるのか」を知るための最初の手がかりは事実複数存在しており、例えるなら〈Excelにおける一行毎の縞模様〉や、〈若い子のパンツの太さ〉なんかが挙げられます。
かように(?)、Vuja Déが前提とする「ワイドレッグ」とは、たった今この時代のそれに限らないのです。
はるか昔の、そして近い未来、あるいは、遠い未来の「ワイドレッグ」を”も”意味するためにはこれが最良の太さだった。
とも考えられますね!
[WASHED BLUE]
好シルエットに呆気を取られている皆さま。
これほどまでに塩梅の良いウォッシュド・ブルーはなかったはずです。
[BLACK]
好シルエットに呆気を取られている皆さま。
よくある後染めの黒や、黒い染料で無邪気に限界まで黒くしたような色と、Vuja Dé:Steveのブラックが一線を画すところにも視線を送ってください!
何と表現しましょうか、見ようと思えばどんな色も見えてしまいそうな黒です。
二度見してやっと「フーディとデニム」だって気づくほど澄ました印象になったことの内訳には、スティーブが「ハイライズのデニムパンツであること」もきちんと入り込んでくるでしょう。
つい頼りっぱなしになってしまうような楽な古着のジャケットも、普段とは異なったモチベーションで着ることができるかも。
とまあ、スティーブはスティーブのペースで今も歩き続けています(ぶっちぎり)。
今こそ、歩幅合わせて一緒に歩いてみてはいかがでしょう。
“Vuja Dé” –STEVE WIDE-LEG DENIM JEANS–
COLOR : BLACK, WASHED BLUE
SIZE : M, L
¥77,000(tax included)
