Sup! Got a sec?
Sat.06.06.2026
25℃をゆうに越す近頃の日本列島のいささか早計な暑さからは、疑問符で溢れかえった街の様相が伺えますが、猛暑は猛暑で40℃を越すような形で、期せずして訪れてくれることでしょう。〈Tシャツ1枚〉、〈タンクトップ1枚〉という全国区の切り札に本音を言うなら、ワードローブの奥底で今暫くの間春眠でもしておいてほしい。強くそう思います。
さて、何を着ましょう?
Marsオリジナルライン・レーベルからリリースされた最初のトップス:SUP CARDIGAN。
このカーディガンの大部分を構成するのは肉厚ながら空気を含んだグレーのダンボールニット。「ダンボール」とは構造が似ていることからそう呼ばれるようになったみたいです。力をかけると高反発に戻るボンディング材質。金属よろしい冷静な印象の生地と打って変わり、その着用感は軽快この上ないものに。
デザインはchampion・リバースウィーブのスナップカーディガンに準拠しつつ、ところどころにありがたい変更がいくつか施されており、その中でも極太のアームホール、アームホールの作る大きなゆとりは指折りに耳目を集める焦点です。
その厚みと滑らかな手触りによって生地が独特に立ち上がり、曲がり、極点にて折れるのがSUP CARDIGAN第一の雰囲気です。コットンやナイロン、いわゆるよくある上着にあって、SUP CARDIGANにないこと…インナーの形が浮き出ることや、透けることとかはまずもって無縁かな、と。
ともなると、オンザTEE、オンザT(ank)なる着方が現実みを帯びてくるわけですね。
そう、SUP CARDIGANは「カーディガン」なのです。
ボリュームだけでみたらスタジアムジャケットのそれに比肩するせいか、一見すると上から下のボタンをわざわざ全て閉めて寒さと折り合いをつけようとする人の姿に見えないでもないです。
先述したアームホールとそのゆとりですが、どこからともなく空気がそこに入り込み、余計な暑さを感じさせないようになっています。したがって懸念:「(…)人の姿」は、この点において解消されうるのです。
体やインナーの機微に細かく沿うことや、天候の要因に左右される以外の仕方で、つまり、SUP CARDIGANの気まぐれによりふんわり波打ったり、金属質な無表情だったりと、アトランダムに表情を変える新しい魅力を持ったカーディガン。
前ダイアリーと併せてこれまで確認してきた通り、その実情や使い勝手とは比類なく地に足がついたものでした。
均整の取れた、今らしい選択だと思います。
明日も明後日も晴れの予報です。
心晴れやかに、SUP CARDIGANとお出かけください。

[ONLINE PAGE]
“Farout” –SUP CARDIGAN–
Color : GREY
Size : 2, 3
¥55,000- (tax included)
