FG400の話
Thu.07.16.2026
覚束ない天候の目立ったニッポンの6月。
皆様はいかがな策を講じられましたのでしょうか。いやはや人の理性というのは、〈制限下で行う工面〉においてこそその威光を放つ存在であるのですから、傾聴すべきはそのしかじかであるに違いありません。
さて、6月30日(火)。もう少しパキッとした晴天なら「流石にやりすぎ!」、逆に昨日までと同様雨が降ってくれれば今日も今日とて泣き言を垂れ続けるだけで1日が終わってくれそうでよかったのですが、曇りです。ほな閑話休題。FG400の話でもしましょうか。
-768x1024.jpg)
“F.lli Giacometti” [FG400]
–LACEUP BOOTS–
F.lli Giacomettiのモンキーブーツ。わりあいシャープなトゥが特徴で、端正な全体。しばらくの間はそれ以外の感想が湧いてきません。致命的。致命的に、完成されています。「致命的」といえば『BLEACH』のナックルヴァールですが、彼の能力”The Deathdealing”は〈致死量〉というある程度実定的な「人がXをY(量)摂取したら致命する」という数値ZまでXのYを有らしめる能力。仮にXに《LASEUP BOOTS》を代入するなら(Y=Z=1に決まっているだろ)、「致命」、命を落とすという現象はそれ以上自主的にXを摂取することも、「考えることもできない」という事実も含むため、”それ以外の感想が湧いてこない”というのはそういうことになります。その間胸が、頭が、それでいっぱいというか?おとぼけもこの辺にしたいのですが実際F.lli Giacomettiのモンキーブーツ:FG400が投げかける美しさはシンプルで、尚且つ、幅が効くものだ。
仏DEPUY社製ANILOUカーフの品も、さっき言ったようなことの重大なファクター。言うまでもありません。[NERO]が色名です。
ところで裏切るようなことを言いますが、雨が降らなかったのを好機として初めてみた革靴の紹介、それをしてきた飯田ですが実は真相は違っています。
-768x1024.jpg)
ジ・Vimram、さるVibramであって、あのVibram。
“覚束ない”天候へは僕は僕で諦観できています。なぜか。晴れだろうと雨だろうと曇りだろうと、それに対し不平不満を言いつけられない躰に、足に、元よりそうなっているためです。つまり。VibramソールのGiacomettiを現に今日履いていて、なんであればこの6月はほぼ通しで履いていた、ということです。厳密に言えばFG351ですが、要するにvibramってことです。長靴、サンダル、モンキーブーツ。ほら、”幅が利”いていると感じたでしょう。
革の材質自体は耐水性に富んでるとは言えないのですが、適切なケアのもとで大丈夫になります。もしもに備えておきたい方へ。是非。
鞣しスエードのSUPER BUCK。ANILOUカーフとの違いは見ての通りですし、いざ比べた時の違いの大きさは〈各人の好み〉の右を出ません。あとは同上。お好きな方を。

FG400の実践的な側面は、店頭にて。
それでは次のダイアリーでお会いしましょう。
“F.lli Giacometti” [FG400]
–LACEUP BOOTS–
