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Mon.08.10.2026

前回の入荷時には何故か即ー完売した《FG647》。

 

 

現況いっぱしで端くれかつ、末端にいるわたし(飯田です。こんにちは)が「何故か」なんて言っていいものなのかどうか全くもって定かでないわけですが、事実はそうなのでした。なんでもF.LLI Giacomettiのトレッキングブーツ部門:”Marmolada”はその名を聞くだけでその名高さや権威が胸を掠める、そういう存在。ところがさっき言ったような立場の飯田はそれがなんとなく判るばかりで、マルモラーダの折り紙つきな信望にはどこか預かりしれなさを憶えるタイミングがないわけでもありません。かといって5W1Hから今更問い立てても遅いというか、野暮なような無力なような、そういう気持ちになるタイプの相手なんですよね。ちょっとした崇高。言い過ぎか。

 

 

まず眼前に迫り出してくるのは仏DEPUY社:アニローカーフの冷静な質感。あまりにも冷静なので考えることをやめて触ってみたのですがさらさらしていました。地球は青かった、的な。
E?お土産は?

 

 

それにしてもな曲線美。

 

どことなくAF1っぽさを感じるのは大きなフロントエプロンが効いているため、ということになっています。そういうのいいよね、ってことになっています。順序が逆でも思い込みでも良いのですが、そういうことになっています。

 

 

ノルヴェジェーゼ製法やプロユースのトレッキング用ソール、木型の〈CRISTIAN〉など、叙述を続けるには事欠かない特性の数々を有したままでいる《FG647》ですが、せかせか説明している間にまた完売してしまうのだろう。要するに、そういうことではないんだと思いました。言葉にならなさの表現は分析でも迂回でもなく、言葉にならないこと/様子だい。

 

 

いざそれを履いて、自らで扱うことが理解より先に可能であるということの不思議。改めてすごく良い靴ですよ。

 

 

“F.lli.Giacometti” -FG647.003-
Forma: CRISTIAN / Color: TESTA DI MORO / SIZE: 39, 40, 41, 42
¥167,000-(tax included)