260924: ENSO
Fri.10.09.2026
こんにちは、飯田です。
晴耕雨読の進捗のほどは如何でしょうか。今日は耕すほうでした。
私は全くですね。手帳にパソコン、読み始めのグレアム・ハーマン『非唯物論』、財布と鍵を丸めてとっ詰めたモノを肩からひっ下げ、来る日も来る日も外で過ごすようにしているからです。気質ですかね。おかげさまで本の表紙は濡れに濡れ、折れに折れ、それこそ「雨読」とか言ってられない惨状ができあがったので(ので?)また出かける、みたいなことの繰り返し。
晴’読’雨’耕’の逆張りヤロウなのはよしとして、今現在の自分に至らない点があるとすればそれは、「反省可能なバッグを持っていない」ということでした。なるほど「あとで必要だろう」と前もってイメージされた品々の具現=バッグの中身であるため、「品々」はあっても、最外殻たるバッグがわざわざ意識されることはそう多くありません。かといってそういう道具が意識される契機が「損壊」ではちょっぴり手遅れ(Vorhandenheit)。だし極端。

“VUJA DÉ” -“ENSO” 3-WAY LEATHER BAG-
COLOR: BLACK / SIZE: ONE SIZE
新生VUJA DÉの中でも白眉となる新型バッグ:ENSO。
その独自のモジュールシステムにより、大きく分けて3つのセグメントへと変形するコンバーチブルレザーバッグ。ただ、「変形」といっても大仰なメタモルフォーゼではなく、ちょっとした操作でゆっくりと立場が変位していくような、シームレスな変形。角の取れたレザー製の長方体がその中心でサイコロのように天面を変えるのをイメージしてください。
もちろん、いくらシームレスな変形であっても、それは自動的に生じるものではありません。むしろ、用途や状況に応じて「このバッグを変形させよう」と思い立つとき、そのバッグは「反省」されていると言えるでしょう。つまり、ここで契機となるのは「損壊」ではなく、〈変形可能性〉という一種の「起伏」。この起伏を契機として、《ENSO》という存在に、その都度の輪郭が与えられるということであります。

バーネット・ニューマン的なシームに目がいく(他ならぬ我田引水)のはシボのランダムな肌理を裏付けるフルグレインカウレザーによる作用でしょう。本来的な風味を残すことで生じるのは製品としての粗野さではなく、例えばコードバンレザーなんかの「バッグなのに見た目を傷を付けないよう、慎重に扱いたくなる」という撞着的な色気と背中合わせの何か。色んな意味でリアルなバッグ。
何となく結論が出てしまった感じがしました。ふわっとしたセクションで恐れ入ります。ということでケース毎の紹介をして今日のところは失礼いたします。


角にあるアンカーポイントを軸にストラップを長辺に寄せることで、クロスボディのショルダーバッグになります。一番楽だしポピュラーなのでは。ショルダートートバッグのようなボリューム・ご期待感が頼もしい!


短辺、肩がけのショルダー/ショートハンドル。ボディが屹立することで一際見ない雰囲気になります。シューズバッグのような気楽さも感じさせるアピアランスのショートハンドルverが特にお気に入りです。

内部、スウェード調の内布・内ポケットと抜け目ございません。
以上。《”ENSO” 3-WAY LEATHER BAG》の紹介でした。
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“VUJA DÉ” -“ENSO” 3-WAY LEATHER BAG-
COLOR: BLACK / SIZE: ONE SIZE
¥148,500-(tax included)
