Your last one is….

Fri.05.16.2025

 

 

「これで最後にするから……」

何が、最後なんでしょう。

4月も終わってしまうな、と思っていたらもういつの間にか5月に突入していましたね。
そんなことって、ありませんか。

ありますよね。
さっき、コンビニでバラエティ花火セットを見つめる少年を見て、思いました。

あの少年は今年、花火をすることができたのだろうか……
いや、花火の季節はむしろこれからか。なんだか切なそうに見えたから、
花火の季節が過ぎ去った後のコンビニに残った悲しき花火セット、なんて思ってしまったけれど、
花火の季節はむしろこれからか。

某某某某キ、某キホーテなどに入れば一年中売っているから、ズラされてしまう!

それが、季節感というもの?

 

 

 

 

異議あり!
いや、意義あり。

 

COTTON 100% の、アノラック。

HOODED PULLOVER  by  NICHOLAS DALEY。
made in ENGLAND。

さいごの〜♪
なんて歌うのはやめにして、
早めに、最後のパーカー。

 

 

 

 

薄手のコットンパーカー、強いていうなら通るものは風。

通りすぎる時、会釈くらいは交わしたいものです。

言葉足らずで申し訳ありません。
「最後の」の前に「夏前」と付け足させていただくと、分かるかと思います。少なくとも、すでにそういった体験をお持ちの方は。

パーカーが最後になってしまうのはあまりにもさびしい……
ぼくの最終パカ歴は無し。
つまり在学中かつ卒業見込みもなし。
伴侶としての、パーカー。これが一番高尚な言い方です。

「いがいと、寒いのね」
「そりゃそうだよ、夜だもん」
「昨日は暑かったじゃん」
「そりゃそうだよ、夏だもん」

おそらく河岸にしゃがみこみ、街に背を向け手持ち花火。
2人で花火なんて、ロマンチック〜
ただあなたに〜♪
good nightにアノラック、というわけで、

ロンドンはテムズ川、あの河岸にもそんな2人はいるのでしょうか。
そもそもロンドンにバラエティ花火セットって売ってるのでしょうか?

 

 

 

 

「最後の晩餐、何にする?」って質問、困りますよね。
正直考えたくもないし、実際考えるタイミングが設けられるのだとすればそれはそれでアレだなぁ、なんて考えながら、質問者がこちらの回答の機知を窺っている感じもキンチョーする……

 

 

 

 

「だって、最後でしょ?パッと見ラフなカッコで、スポーツカー乗って逆にドライブスルーかな」

いや、ナイナイ。

とか、言われても困りますよね?みなさん。

 

 

 

誰も、あなたの最後なんて、決めませんよ……
決めてくれたら、かえって楽だったりして……

 

あ、パーカーの話ですよ!
だからぼくたちはリニアにパーカーライフを送れるのです。

 

 

 

 

「無人島に3つだけ持っていけるとしたら?」

「うーん……」

「難しく考えないでいいから!パッと思いついたやつ」

「パーカーと友だち」

「流石にパーカー2着じゃあ、ないよね?」

 

 

ニチャっと笑って、
サラッとコットンアノラック。

 

 

” NICHOLAS DALEY ”   – HOODED PULLOVER-
¥99,000- (tax included)