「b l k R x i v /な」とは何か
Tue.05.26.2026
何の前触れもなく、インタネットの海でひとり彷徨うあなたが以下のようなイメージと出逢った際にできることとは次のようなことがらになるでしょう。
1:胡乱な佇まいに’戦々恐々’とする
2:トルソーの顔に描かれた”M”を紐解くこと
3:「”紐”か…そういえばケーブルニットを着ているな」、
4:「デスゲーム映画の司会だろうか。相場は黒いジャケットだろう。」、
5:「それにしても線対称で美しいニットである。」と考えること。
よく見てみるとケーブルの流れが左右で一致してるために完全な線対称ではないのですがともあれ、アーティフィカルかつこれ以上になく整序された空気感を把持するこのニットの拠点はみなさまのお察しと相違ないはずです。
“k8.0” – b l k R x i v / –
COLOR : BLACK
SIZE : ONE SIZE
¥66,000-(tax included)
不確かなことは口にしない!語り得ぬものについては何ちゃらかんちゃら。
ウィーンの著名な哲学者さんのこの台詞の何がかっこいいのかと思います。
「何がかっこいいのか」を僕は知らないし語り得ない。
飯田「・・・(打ち消し線を引く)。」
閑話休題。
ブラクルクシブ…?ブロケラクシヴィ…?
まずはこのニットの意味や読み方までも不確か。
着たり脱いだりひっくり返したりしてみましたがそれは筆を取る今も不確かなまま。
「それもいいか…。」と心の底から思えた時、b l k R x i v / は沈黙を破ります!
「美しい着地以前に目に入るのは体のラインを明瞭にするb l k R x i v / の輪郭だったのではないでしょうか?」とb l k R x i v /氏の申しますやうに、「『スター・ウォーズ』のカイロ・レンを彷彿とさせる、甲冑のように細長く落ちる腕とタイトな身頃、お尻が半分隠れるほどのロングシルエットが特徴。一般的なゆったりとしたナチュラルカラーのアラン編みニットとは一線を画すプロダクトに仕上がっています。短い着丈にはすっかり飽きてしまったため、新たなビジョンへと移行した一着です。」との陳述が「Shape」セクションにおいてなされています。

イタリアで仕立てられた100%のウールセーター。
Material
アイルランドの風土が育んだ、堅牢でありながらしなやかな糸を紡ぎ、肉厚に編み上げた wool 100% 。仕立ては、確かな技術を誇る メイド・イン・イタリー 。
編みの「おわり/はじまり」を感じさせないリブレスの裾が[祈りのメディア]としてのb l k R x i v /を定立させているように思わせる。
そんな存在感も手伝って、当該の[肉厚で細やかなアラン編みの黒いセーター]が着る人のみならず、景観までもを引き締めるに至っています。
Cable Stitch
4種類の編み模様を360度展開。身頃の裾に施されたリブの無いアラン編みは、目をひくユニークなデザイン。ちなみに、アラン編みのモチーフには、漁の安全や大漁を願う祈りが込められているという説もあります。
街 says ありがとう, and you say どういたしまして
目下示したことはつまり、二つ目の良き景観に他なりません。
Concept
blk Rxiv は「クラシックなものは、時の試練に耐え抜いたタイムレスで本質的な思想や理念を宿している」というコンセプトのもと、今日まで紡がれてきたクラシックの系譜を、その時々の自分のムードで再解釈したプロダクトです。
猪塚さんの「その時」にこのような気分があって本当良かったと、またも胸を撫で下ろしている自分に気付いた。
本当にやっているわけではないけど、猪塚さんの制作した服について考えるとよくこういう”気分”に僕はなります。
僕がこの気分を「緊張感」と呼んでも咎める人はきっといません。
k8.0の洋服自体とも不可分な雰囲気でもあると思っています。
ただ、「緊張感が漂う」とか、「緊張感がある」って謂それ自体がなんとなく冗長だし、クールではないような気がして使うことを今日まで避けてきたのです。
それがついに手詰まりか。少なくとも「戦々恐々」って感じでは’既に’ない。
b l k R x i v /「何の話だ!」
すみません「b l k R x i v /」。
現状は、語り得ぬものよ!
!良いことを思いつきましたb l k R x i v /。
b l k R x i v /「?」
この”気分”を、「b l k R x i v /」と名付ければ良いのでは!
b l k R x i v /「?⑵」
・・・
気づけばこんな時間です。
そんなこんなで!
k8.0 より、[b l k R x i v / ]。
なんともb l k R x i v /なニットです!
トートロジーではないですからねー。
お咎めがない限り…。
