一枚のFRENCH KNICKERS

Wed.04.15.2026

“MARTINE ROSE” –FRENCH KNICKERS

 

 

先刻の私がとった行動は明快で、単に聞き馴染みのない英単語「KNICKERS」をSafariで検索してみた、それだけ。たったそれだけなのに、眼前に広がった光景はといえば、それはそれはおもいがけないものでした。
しかし「そうじゃない」とその時思ったのです。
「いや、”おもいがけな”さ、僕が〈それ〉を想像できていなかったのは真であるとして、しかしそのように”おもいがけない”と形容してはならなかったのだ。」「でも、事実なのになぜ”してはならな”い?」…

 

 

but, no, but, noをこのように繰り返しながらそれとは別軸で直感したのは、一般男性の私にまで”KNICKERS”の意が知れ渡らなかった十分な理由と、こんな自分をみたらMARTINE ROSEはきっと笑うってこと。
“KNICKERS”っていうのは結局、”女性用下着”って意味だそう。

 

 

「特別な意味合いはなくて、面白くも、エッチでもないんだ。」とRedditのスレ民が仰せまつるように、単にそれだけ。至ってニュートラルな表現。
「思いがけない」なんて誰かさんに言われる謂れもないわけですが、当の誰かさんに言わせてみれば、意味云々よりThousand Knickers Imagesが何というか、壮観でした。ははは…。

 

 

「なら”Thousand”じゃなければ良いんだね?」
FRENCH KNICKERSは問いかけます。

 

 

さて、一枚のFRENCH KNICKERS。
とても”良い”です。
シルクライクなスルスルとした肌触りや華やかなレースの細部、計3つのタイニーなリボンにあっけを取られて眺めていると、イケナイことをしてる気持ちに今でもさせられますが、肝心なのは要するにそこではありません。

中心のワッペンを端緒に紐解いていくとFRENCH KNICKERSのモチーフが決して1つではないことがはっきりしてきます。
それはLOGO POLOはじめとする他の品番と照応しても理解できることですが、MARTINE ROSEの26SSは現存するスポーツのユニフォームやグッズなど、単に〈(何となく)スポーティなイメージ〉に留まらない、わりあい「ガチ」でスペシフィックな品々を礎石としたコレクションです。

 

 

短距離走でしょうか。
FRENCH KNICKERSの場合は、何かしらの陸上競技のユニフォームがもう一つのモチーフだと見て取れます。
“PROFESSIONAL RACE EQUIPMENT”なんて真顔で言われたら「あぁ、そっすよね。”MR RACING”。なんかどっかで聞いたことあると思います!」なんてヘコヘコしてしまいそうです。

 

 

「ふっ…M(ARTINE)R(OSE) RACINGってことね。レースと”RACE”もかけてるんだって(笑)」うぅ、また笑われてしまいました。
くだんの〈KNICKERS〉を”ニュートラル”と表現したように、FRENCH KNICKERSを”物”として、細部の細部まで目を凝らしながら観察し、考え尽くすことではその出口を見つけるどころか入り口にも立てていないような感覚になって止みません。

 

 

でも、物として強い力を持っているのは事実ですから、何がなんだか知っておきたくなりますね。
ということで今日はそれについて、僕がひととおり書いておきました!

 

 

つまり、ここからが本題。ですが、今日はこの辺で。

 

 

“but, no, but, no”、「あーでもないこーでもない」と、もう少しの間考えてみたくなりました。
で、それを見た___MARTINE ROSEじゃなくても___誰かが「違いまーす。」とか言いながら笑う。これってもしかして、良い時間なのでは?!

 

 

違いまーす。
装飾品感覚で、たまに真面目に履いたりしてみたいです。
FRENCH KNICKERS。

 

 

[ONLINE PAGE]
“MARTINE ROSE” -FRENCH KNICKERS
SIZE : M, L
COLOR : BLACK
¥74,800-(tax included)